肝臓が悪い原因を調べるため、エコー下肝生検を受けることになりました。

入院前に病院からもらった説明には、
検査の方法のほかに、検査の安全性や起こりうる合併症についても書かれていました。

エコー下肝生検は安全な検査ですが、検査に伴う合併症がないわけではありません。約1万〜2万回に1回の頻度で偶発症が見られるそうです。大半は出血でそのほか血圧の低下、気胸、急性胆管炎、肝梗塞腸管損傷など。これらの多くは安静と処置で軽快しますが、腸穿孔の場合には開腹手術が必要になることがあるそうです。

また、出血が多い場合は血管造影化の止血術や開腹手術に至ることもあるそうです。
検査担当医は万全の注意を払って、少しでも苦痛が少なくより安全に検査できるように検査を受ける意味とそれによって得られる診断上の利益と生じうる偶発症とその処置などについて理解したうえで安心して検査に臨むことが大切だそうです。

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